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Miku Nagano 永野未来 ブログ(公式)

絵画制作しています。推薦環境はPC。I am making paintings. Recommended environment is PC.

危機を乗り越えて…

最近疲労とプレッシャーで「このままでは絵が描けなくなる」というところまで追い込まれたので、
駆け込みでとある高知の県展無鑑査の先生のアトリエまで駆け込んでしまいました。
色々悩みも聴いてくださり助かりました。
「楽しくやっていこうよ」「絵を出して遊びに行こうよ」
なんていう穏やかさは高知の人ならではで、その先生の人を率いるパワーというものは凄いと思ったし、いつか私もそうなれるぐらいの明るさは身に着けていきたいと思いましたね。

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これは過去の絵のところにも出してるのですが、大学2年のころの元気だったころの絵です。
病気になって高知に帰ってからは、アウトサイダーな絵を描いていて、少しずつ回復したので普通の公募展にもギリギリ出せるぐらいにはなったのですが、やはりまだ紆余曲折してのんびり描けるという感じではありませんでした。

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これが最近の絵で、本当はもっと青かったのですが、少し紫を付け足すだけで絵も一気に変わってきたのが驚きでした。
少し休んだので柔軟さは出てきたのかな。

ここ最近「写真みたいだね」「写実なんだね」と言われて、一応ありがたい言葉なのかなと思ってたんですが、
自分の中では大学時代から写実を目指してたわけではないのでもやもやしていたところがありました。

本当にやりたいことは、もっと心象的で現実にある風景なのに現実味のないような漂わせる雰囲気の絵が描きたかったので、
「何故写実と思われてしまうのか?」みたいな疑問はあったのですが、
さっきの先生に「普通だね、もっと何かあればいいのにね」と助言された時に
「本当は心象画を描きたいです」とぽつりと言うと「ならそれをやってみたらいいじゃない!」
とあっけらかんと言われてしまったのと「個性を出すのは私でも勇気がいることなんだよ」
という言葉にハッとして、今描いてた絵に色を薄く乗せたり消したりしていくうちに、段々自分らしくなれたのが自分の中で嬉しかったかな。

今度高知市展の委員になるのですが、初めて市展に出した時も予備校時代の先生に「この絵はあなたの原点ですね」
って言われたことを、大人になるにつれて忘れてたような…
分岐点の中、初心に戻ることも大切にして、新たな挑戦もしながら、でも時には休みながら、自分らしく描いて生き続けられたらいいなと思うこの頃です。